2019.11.9 後期第1回「とやま未来キッズカンファレンスに参加しよう!」

WRO2019国際大会がまさに開催されている最中ですが、後期の講習会が始まりました。

今年から後期の11月と12月は、12月21日(日)に開催される「とやま未来キッズカンファレンス」を目標にすることになりました。とやま未来キッズカンファレンスでは、「あったらいいなこんなロボット」と題して、暮らしを便利にするロボットを作り、それをプレゼンします。

第1回の今日は、夏休みから考えてもらっていたアイディアを聞き合う場を設定しました。
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「前期、みなさんはWROの競技に向けて練習を続けてきました。みなさんはこのちっぽけなロボットを思い通りに動かすことを学んできましたが、それは実はこの世の中を変えていく力を身に付けたということなんです」
「このプラスチックの部品を丈夫な金属に変えて、モーターをもっと強力なものにすれば、みなさんは社会で働くロボットを作ることも夢ではありませんよね」
「そんな力をもった子供たちはこれまでいませんでした」

「そんなみなさんが学んできたことを『とやま未来キッズカンファレンス』で発表しましょう!と言っても、アイディアを出すのは結構大変だったはずです。そこで、最新の世界の動きからそのヒントを紹介します。国連サミットで提唱されたSDGsです。SDGsは「Sustinable Development Goals」。つまり持続的な開発のための国際目標です」
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「2030年の社会をよりよく作り替えていく子供たちを育てるために、この目標を生かしていくのです」
「日本でも、来年度から完全実施になる新しい学習指導要領は、子供たち自身が問題を見つけ、その解決のために必要な知識を自ら学び、様々な人々と協働して解決していく力を付けることを目標としています。つまり、これまでのように教科書に書いてあることを丸覚えしていくことでは、これからの新しい時代の問題は解決できないということです」

「20世紀の人類は、石油は枯れるまで吸い上げ、畑にするために森林を伐採、燃やして、二酸化炭素をガンガン排出し、地球を汚染してきました。でも、これからは、居心地のいい地球を保ったまま、世の中をより便利に暮らしやすくすることが求められているのです」
「SDGsは17項目があります。どの項目を目指して取り組んでいけるかという目標ですから、それをヒントにすれば、きっと世界中の人々が納得するものが作れるはずです」
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「さて、ここにぼくが考えたロボットのアイディアがあります。
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「みなさんは『あー失敗!』(クシャクシャ)あ、あんな遠くにゴミ箱が!えーい!って投げて、ゴミ箱の縁に当たって落ちて、わざわざ歩いて行って拾ってもう一回捨てるみたいな経験はありませんか?(ザワザワ)「あら?滑った!」(笑)

「そんなときに考えたのがこの『Go!みばこ君』です。手を2回叩くと、叩いたところまで走ってきてくれて、フタを開けてくれて、ゴミが入ったらフタを閉めて元の位置に帰ってくれる」
「こんな経験がありますよね?」

「実は、『Go!みばこ君』はみなさんが学んできたことでかなりの部分が実現可能です。
手を叩いた場所を音で判断してそこに辿り着くのは難しいので、こうしましょう」

1 大きな音が鳴ったら、次の音を待つ。決められた時間内にもう一度鳴ったら、ゆっくり回転し始める
2 もう一度大きな音が鳴ったら、超音波センサーで障害物を感知するまで前進して、フタを開ける
フタにはモータをつければ簡単に開閉できるよね
3 ゴミが入ったことを検知したら、進んだ分だけバックする

「ほら、できそうでしょう?」

「ちなみにこれはSDGsの7と12に関わっていると言えます。ゴミを捨てるのが面倒になると、燃やせばエネルギー資源になるはずのものが分別されずに退蔵(7)されたり、リサイクル可能なプラスチック等がちゃんと分別されないと、その分余計に石油を使う(12)ことになってしまいますよね」

「こんなバカげた発明でも、もしかしたら地球の環境保全やよりよい社会につながっていくのかもしれないのです」
「せっかくだから、もっと夢を見ましょう!この『Go!みばこ君』はゴミを入れられたら、それを細かく砕いて分別し、圧縮して保管してくれるのです。2030年までにできればいいんですから、どんどん膨らまして『最終的にはそこを目指します!』って言っちゃっていいんです。堂々と夢を語ってください!」

10分の事前準備のあと、子供たち一人一人に今のアイディアを語ってもらいました。
実際に作ってきちゃった子や、いくつもアイディアをもってきた子、もう堂々とプレゼンできちゃう子等、大変すばらしく、勇気がわいてきました。
後期も楽しい講習会になりそうです。

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