高岡ロボットプログラミング競技大会には、ビギナー競技といって初心者用のカテゴリーがあります。使用するロボットキットに制限がないので、「Mindstormsはちょっと敷居が高い」という方も安価なキットで挑戦することができますよ。

今回はNATが開発した作例を紹介します。
昨年あたりから有名になってきたmicro:bitの拡張キットMaqueenを使ってみます。サイトによって価格がかなり違いますが、総額7,000円ぐらいで準備できるはずです。

Maqueenのあちこちにねじ穴を切った穴が開いています。ここには、ホームセンターなどで売っているM3というサイズのねじがピッタリはまります。

両面テープが貼ってあるのが見えますが、これはラインセンサーの感度を調整するために貼っています。コースによっては、テカテカ光って誤作動を起こします。

使えそうなものをそろえてきました。長いねじと真中高ナット、ポリカワッシャーと普通のナットを買ってきました。全部M3です。

緑色のパーツは通販で1個800円ほどで取り寄せた「オタクサーボ」と呼ばれるものです。買ったころはアマゾンでもたくさんあったのですが、最近はネットでは品薄のようです。

下から長いねじ、真中高ナット(オタクサーボが本体にぶつからないようにする)、ポリカワッシャ(金属とプラパーツの間にはさんで壊れないようにする)、オタクサーボ(レゴブロックで作ったアームを取り付けてあります)、ポリカワッシャ、普通のナットの順で挟み込むように固定します。

どんなふうに動くか見てみましょう。

こんな感じで、ボタンを押すたびにアームを上げたり下げたりします。
これでピンポン玉を投げるんですね。

右側のボタンを押すとライントレースを開始します。
緩い弧を描くコースに合わせてプログラミングしたので、鋭角に曲がれず、コースアウトしてますね。

オタクサーボがものすごくピッタリだったのですが、手に入らない場合はその他のサーボモーターでもできます。参考にあり合わせのパーツで作ったロボットを貼っておきます。固定がガムテープって、究極ですね!

必要とする機能が果たせれば、何でもいいのです。あ!セロテープにコンビニのレンゲまで見えますね。(笑)

次回はプログラムを大公開します。