マイブロックを使うと、たくさんの命令をまとめてひとつのブロックにすることができてとっても便利です。変数を使うとさらに便利にすることができます。
例えば、下のマイブロックは、使う前に変数を使うことで、2つのことを簡単に変更できるようになっています。
変数「kakudo」で前進する角度。
変数「Trace」でどちらのセンサーでトレースするか。「Trace」は1か2を指定します。1なら1番(左)のカラーセンサー。2なら2番(右)のカラーセンサーでトレースします。
マイブロックの中身は以下のようになっています。
まず、Bモーターのカウントをリセットし、分岐に入ります。
Traceが1なら、上のループ。
【Bモーターがkakudoで指定された大きさを超えるまで、1が黒なら左、そうでなければ右(繰り返し)】
Traceが2なら、下のループ。
【Bモーターがkakudoで指定された大きさを超えるまで、2が黒なら右、そうでなけば左(繰り返し)】
これならいちいちマイブロックを作らなくても、前進する距離と左右どちらのセンサーを使ってトレースするかを決められます。
苦労して作ったマイブロックですから、できるだけいろんな場面に対応するようにしたいですよね。
こういう風に準備しておくと、大会等の時間が限られた場面でも素早く対応することができるようになります。
実際の動きを見てみてください。
だったら、こんなことだってできちゃいますよねぇ。
いつでも工夫次第です。
[…] 変数で楽するマイブロック […]