家から講習会場や大会会場に場所を変えると、ロボットの動きが大きく変わってしまうときがあります。
細かい調整を行う前に、まずはロボットの準備体操を行いましょう。
(1)90度きっちり曲がれるか。
(2)色や明るさがちゃんと読み込めているか。
この2点をきちんと確認してから調整することで、大幅に楽になります。
今回はそのためのプログラムを紹介します。
(1)90度きっちり曲がるか
このプログラムを動かすと、まず時計回りに90度ずつ4回スピンします。
ロボットのタイヤを黒線上に置いて行い、右回りの誤差を調整します。90度を4回行うので、360度回転し、元の向きに戻ればOK。行き過ぎていれば200度を少しずつ減らし、足りなければ少しずつ増やします。
1秒待って、今度は反時計回りにスピンします。
こちらは、最初のズレが影響しているので、まずは前半をきっちり合わせるようにするとよいでしょう。車体がゆがんでいなければ、だいたい同じくらいの角度で90度回れるはずです。
(2)色や明るさがちゃんと読めているか。
PortViewモードにして、実際にコースに置き、どのように見えているか確かめましょう。
やり方は覚えていますか?