昨日、7月16日(日)鵜坂公民館にてWROJapan2023富山県予選会を開催しました。
小学生15名、中学生5名、高校生10名が取り組んできた成果を精一杯に発揮し、熱戦が繰り広げられました。
参加されたみなさん!お疲れさまでした!
チャレンジしてくれたみなさんに拍手を贈りたいと思います。
WROの競技は年々難しくなっています。コースマットはカラフルになり、オブジェクトで提供されるギミックも複雑化。1年目の子供たちではとても完全攻略できないものになってきていますが、同時にそれぞれが目標をもって取り組める内容になっていると思います。また、実際にコースを触ってみると最初は思いつかないような簡単な攻略法が見つかる部分もあり、試行錯誤できるようよく考えられていると感じます。
昨日は、ルール説明の前説に「自分なりの目標をもって、それを達成することを目指してほしい」とお願いしました。「子供たちは、競い合うライバルであるのですが、コースを囲んで互いの健闘を見守るうちにどんどん仲良くなっていきました。ひとつの競技を通じて、同じ目標に向かって努力を続ける仲間としての意識が高まったように感じました。
みなさんがここまでがんばれたのは、昨日、鵜坂公民館に集った仲間がいるからです。思うとおりの結果を出せた人もいますが、残念な結果に終わった人もいることでしょう。でも、みなさんは予選という場に参加し、挑戦するという経験を得ました。「点数だけがすべてじゃないんだよ!」と力強く語ってくれたお子さんもいました。まったくその通りだと思います。
かつて、国際大会まで一緒に取り組んだお子さんで、「ぼくは、自分自身のことを『大きくなってもレゴブロックが大好きの根暗で変なやつだ』と思ってきました。でも、この講習会に来て、たくさんの仲間を見つけて、好きなことに打ち込んでいいんだってことに気付きました」と話してくれた子がいました。
この講習会も20年目。初期にWROに参加した子供たちは立派な大人になりました。企業や大学でロボットやAI等ICTに関わって活躍している話を聞かせてくれる仲間もたくさんいます。そういう道に進むきっかけとなることができたなら、本当にうれしいです。
来年は富山県でWROJapan決勝が開催されます。
ぜひ、OBのみなさんに審判やサポーターとして関わってほしいと思います。
(写真が飛び飛びですがご了承ください)